FC2ブログ

スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

野菜の値段

2018.08.05.20:16

●野菜の値段
さきほども書きましたが、昨年の天候をうけて全国的に野菜の値段が高いようです。ここらではおじじおばばがまだ自給用の野菜を普通に育てているので、「さあ、大根を1本抜いてこよ」といって大根をぶらさげて歩いている人とすれ違います。本来は自分の分を自分たちで育てていれば、野菜やコメに関していえば心配などいりません。いくら不作だといっても小さな大根や人参、形が悪かったり、虫に喰われたりしても、食べるには問題ありません。しかし、スーパーに並んだ野菜のきれいさと言ったらなんでしょう。うちの近くに農協関係の研修生が畑を借りて有機無農薬で野菜を作っていますが、農協の基準が非常に厳しいので、畑にどんどん出荷できなかった野菜を捨てていました。少し風で揺れて傷のついたきゅうり、少し割れた人参、小松菜なども厳しく、穴の開いた小松菜は出荷できませんから、必ず防虫ネットをかけて栽培しています。生協と組んでいるようですが、生協であっても基準はとても厳しいようです。しかも買い取り価格も通常の有機野菜よりは安いです。これはいったい誰のための基準なのでしょうか。良心的に有機無農薬でつくっている野菜は本来はもうすこしきちんとした値段で買いとられるほうがいいと思いますし、消費者もここまでの厳しい基準を要望しているのかというとそうとも思えません。生協などで買う方は、ただ安全で安心な顔のみえる野菜が欲しい、良心的な農家さんを応援したい、、などの理由から購入していると思うのですが、、。
野菜が高ければ、農家は儲かるだろう、、そんなことはなくて、野菜が高騰する時には、農家は出す野菜もないのです。たくさん採れすぎれば、出荷するとかえって赤字になるのでトラクターでせっかく端正込めて作った野菜を耕して潰してしまう、そんな市場のシステムってなんだかおかしいです。
わたしたちのやっている「提携(ていけい)」の有機野菜の販売は市場のそういったシステムとは違うところで動いています。「提携」という言葉は有機農業運動が日本で始まった約40年前からあります。そのときは有機無農薬でつくる農家がほとんどいなかったので、都会の消費者が、農家に頼んでつくってもらう、、という状況だったようで、例えばお米も援農に来ないと、売らないという有機農家もいました。そのような形を有機農業の提携「運動」といったのです。
今現在もその流れのなかで「提携」でやっている有機農家はたくさんいます。そして日本発の「提携」という言葉が、今度は逆に海外に輸出されて「TEIKEI」という日本語が海外では使われています。ヨーロッパやアメリカなどでは、自分の応援する農家の1年分の経費を先払いして、自分たちの食べ物をつくってもらう、というシステムもあるようです。どちらにしても消費する側も生産する側も双方が安心して暮らせるようなお互いさまの関係が一番だと思います。「提携」はそういった関係性を含んだ言葉だな、、と思います。
スポンサーサイト

comment

Secret

プロフィール

縄文ふたば

Author:縄文ふたば
茨城県石岡市(旧八郷町)で百姓暮らしをしています。日々畑と会話し、いろんなことを教えてもらっています。

 1968年に愛知県に生まれる。約10年、障害をもっている人ももっていない人も共に地域で生活し、働くということで活動している市民団体「わっぱの会」(名古屋)で生活支援の仕事をする。2005年スワラジ学園で半年、あとの半年は鹿苑農場で研修生として、1年間百姓暮らしを学ぶ。2006年10月から石岡市(旧八郷町)に住み、百姓暮らしを始める。

最新記事
野菜の購入方法
野菜をお届けするにはのページをご覧ください。 または下記連絡先よりお問い合わせください。
電話/FAX:
0299-42-3771
メール:
yurifutaba@y7.dion.ne.jp
カテゴリ
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。