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こころを一つに

2011.06.06.23:08

 いよいよ明日から今年の田植えが始まる。
3月11日以降のことを考えるとこうして田植えができること自体、本当にありがたいことだと思う。
今年作付できなかった農家のことを考えると胸が痛い。

とにかく作れるところはみんな作らないと食糧がなくなるような気がしてしまう。お米の買い占めも始っていると噂に聞いた。今年の田んぼは特に大切にしたいと思う。お米も大切だけれども、こんな状況のなかそこに集ってくれる人々にも本当に感謝したい。

今回の呼び掛けには特に「明日への希望のための」田植えと銘打った。
どこへ行っても放射線の問題で話題はもちきり、その話題も出すにも、相手の考えを探りながら話をしないととんでもないことを言ってしまいそうになる。相手の腹をさぐりながら非常に疲れている自分を感じる。
消費者と生産者などの立場が違えば、まったく違う見解が生まれる。またここまで個人個人の考え・人生観、死生観がはっきりと表れることもそうそうはないような気がする。わたしたち茨城県民がその真っ只中にいるからだろう。それもある意味おもしろい。「命とは?」「人生とは?」という高校生のようなさわやかな問題を改めて心に問うこともこんなことがあるからこそと思う。そう考えていくと、こんな原発事故がなくてももともとそうだったんじゃないの?という答えにたどりつく。

「人生を充実させる。楽しむ。今を大切にする。」

そして「みんなで 助け合いながら ともに 生きていく」ということ。

放射線の問題で見解の違いによって分断させられる人同士、立場を越えてこころを一つにできないか。

私は消費者、私は生産者 という立場を越えて、いまだからこそ共に歩む道を探せるのではないか。


なんでこんなことに、、と何度も思う、けれども起きてしまったことを仕方ない。雑草が生い茂ってどんなものでも覆い尽くす日本の自然のように、この放射線のこともいづれは日本的自然として一体化してしまうのではないだろうか。
 こんな世界ももともとは人間が自分自身で用意したのだから、拒否するばかりではなく、その中にある学ぶべきことが何か見つけ出したい。問われているのは、この状況のなかでいかに人同士が戦わず、共に生きていける道を探れるかどうか、、ただそれだけなのではないかと思う。

こころを一つに、、たかが放射線のことで人同士が分断されるのはもったいない。

こころを一つに。

ただそれだけを目標にしたい。明日からの田植えはそれを祈って始めたいと思う。
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No title

2011.06.09.19:09

「なんでこんなことに、、と何度も思う、けれども起きてしまったことを仕方ない」

そうですよね。起きてしまったことは、もうどうしようもないこと。大事なのは、そこから次にどう進んでいくか…

No title

2011.06.11.10:31

この事故は誰のせいだ!
あいつがトップではダメだ!

って、不安でつらい時は誰かを責めてしまいがち。
でも今の状況は、私たちひとりひとりの営みが重なった結果であり、この先を作るのも、全員の責任で進めていくしかないんですよね。
だからこそ、ひとつになる。
全体の幸せを考えることは、自分の幸せを考えることと同じ。
分断してちゃもったいない。

いつもりっつんなどでチラリと会って話していたけど
このブログを読んでいたらゆっくり話したくなりました。
過去の記事もしみじみ心にしみます。
田植え、お疲れ様です!

No title

2011.06.14.22:09

こまっちゃん、ブログをみてくれてありがとう。毎週野菜を送らせてもらっていて本当にありがたいです。
みんな元気かな?
わたしたちも元気で田畑に精出しています。

No title

2011.06.14.22:12

よっこさん

コメントありがとう。
そうですね、、、しゃべると自分の思っていることがかなり整理できるような気がします。つくばへ週に1回行っていろんな人としゃべることで、わたしもいろんな整理ができているような気がします。またゆっくりお話しましょう!
プロフィール

縄文ふたば

Author:縄文ふたば
茨城県石岡市(旧八郷町)で百姓暮らしをしています。日々畑と会話し、いろんなことを教えてもらっています。

 1968年に愛知県に生まれる。約10年、障害をもっている人ももっていない人も共に地域で生活し、働くということで活動している市民団体「わっぱの会」(名古屋)で生活支援の仕事をする。2005年スワラジ学園で半年、あとの半年は鹿苑農場で研修生として、1年間百姓暮らしを学ぶ。2006年10月から石岡市(旧八郷町)に住み、百姓暮らしを始める。

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